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教材紹介

東京新宿・横浜・青葉台の本格的書道教室 堀野書道学校で使用しているオリジナル教材は全て創立者初代堀野哲仙が書いた肉筆のものを製本して使用しております。一部分ではありますが「全て」ご紹介いたします。

五十四母字結構法

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創立者初代堀野哲仙が何十年もかけて考え出した教材であり、入学者に最初に学んでいただく教材になります。漢字というものは何万字とあり、それを一文字一文字練習していくと全て学習し終えるのにとてつもない時間がかかってしまう・・・。どうすれば万人が時間をかけずに書法の上達をはかることができるか?こう考え漢字の「母字」というものを見つけだしました。この母字の構成の仕方を覚え、あとは同じ様な構成で共通点のある文字を「子文字」としました。母字をしっかりと書ければたとえ書いた事がない子文字でも美しく書けるようになる。という理論の教材です。

『横分位法10字』『縦分位法10字』『斜め分位法10字』『複雑分位法6字』『対立法18字』の計54つの母字を定めています。『横分位法』では横線の基本『縦分位法』では縦線の基本を・・といった様に学習者が知らず知らずに反復練習できる形になっており、母字そのものも構成の学習だけではなく横線を多用したもの、縦線を多用したものを定め、『形』『筆使い』を同時に覚えて行ける内容となっております。

更に、この教材は文字の中に『白い線』が書いてあり、これは筆の動きを表していて、この白線通りに筆先を動かして書けば同じ形が取れるようになっています。このやり方で実用新案という書道の教材としては史上初めての特許を取得しました。なぜ何十年もの歳月がかかったのかご理解いただけたでしょうか?

『誰でも上達できるよう書法を科学的に教える』という想いが形になったものがこの教材となります。

楷書天地文

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基本の筆使いを学習した後に迫力ある楷書を学びます。筆を最初逆から入れて運筆させる「蔵法」という筆使いで書かれています。看板や作品作りにも応用できる書風となっています。

原文は平山康堂氏が戦前に作られていますが、内容は天地自然人事について述べており、その形式は中国の有名な「千字文」にならってつくられています。

行書国史篇